穂高神社(4) 泉小太郎スポット
穂高神社の中で泉小太郎と関係があると
思われるものに神宝があります。
それは機(はた)と鍬(くわ)と犀角(さいかく)と布(ぬの)
どの時代からの伝来かは不明ですし
何代目の神宝なのかも不明ですが
おそらくこの3つが神宝となりうるのは
弥生期あるいはこの場所の開墾時にあたるのでは
ないかと類推します。
そして犀角は泉小太郎が乗っていた犀龍を想起させます
私が提唱しているのは
もともと犀角は儀式用に使われていた銅戈ではないかという説です。
黄金色と湾曲した形状
胴体に彫られた溝などに類型をもち
犀角自体は時代を経るごとに肥大化していったのではないかと
私は考えています。
銅戈や布がともに発掘された地域もあり
穂高神社はその時代のものを神宝として
語り継いできたのではないかとも考えています。
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