検索 信府統記6<泉小太郎伝説の実際(60)>
信府統記で手がかりになるであろう地名がいくつかありました。
白竜王に関係するところは
東北信の地区にあたるもののため
後日に回すとして
「仏崎」
「放光寺」(ほうこうじ)
「鉢伏山」(はちぶせやま)
「川会」(かわい)
「仏崎」の発見により
「仏崎」については
私は犀竜の御神体である犀の角である「犀の広鉾(ひろほこ)(青銅器を推定)」が
武田軍の戦火を逃れ、仏崎に移転させたという可能性を考えました。
その御神体の遷移が信府統記②の段落に記された伝承にかわったものではないかという
考察をしました。
それではそれ以外の地区はどうでしょうか。
「鉢伏山」については後日報告いたします。
おそらく山岳信仰と融合して泉小太郎もしくは
あまのひかる(白水郎日光)、日光泉小太郎の名と
大日如来あたりが習合されたのではないかと思っています。
大日如来との習合化は
上田地区方面で顕著に現れる状況だと思いますが
こちらもまだ未調査です。
現状調査済みは
のこり2箇所
「放光寺」
「川会」
ふたつともはっきりとその場所があります。
次回から「放光寺」について調べていきましょう。
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