2022年02月14日
泉小太郎って?3 <泉小太郎伝説の実際(4)>
この泉小太郎の伝承に関する地名もこの地にはいくつも残っており
民話とともにこの地の古代の開発物語として人々の想像をかきたててくれています。
ただ、この安曇野が湖だったということは、
地質的なボーリング調査の結果
一度もそのようなことはなかったことが判明していますし
突き破ったといわれる山清路も川の浸食により
今の状態になったことが判明しています。
では、これは昔の人の全くの想像物語かといわれれば違います。
この物語は、過去にここを開拓した人々の治水事業が伝承され民話化したものです。
なぜそれがわかるかといえば、
今引用した江戸時代にまとめられた「信府統記」にはその元にあたる古文書が存在し
そこにはより記録的に「泉小太郎」のもとになった人物に関しての記述があるのです。
それが古文書「仁科濫觴記(にしならんしょうき)」です。
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民話とともにこの地の古代の開発物語として人々の想像をかきたててくれています。
ただ、この安曇野が湖だったということは、
地質的なボーリング調査の結果
一度もそのようなことはなかったことが判明していますし
突き破ったといわれる山清路も川の浸食により
今の状態になったことが判明しています。
では、これは昔の人の全くの想像物語かといわれれば違います。
この物語は、過去にここを開拓した人々の治水事業が伝承され民話化したものです。
なぜそれがわかるかといえば、
今引用した江戸時代にまとめられた「信府統記」にはその元にあたる古文書が存在し
そこにはより記録的に「泉小太郎」のもとになった人物に関しての記述があるのです。
それが古文書「仁科濫觴記(にしならんしょうき)」です。
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泉小太郎を調べまくる 3年目のまとめ<泉小太郎伝説の実際(106)>
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検索 犀の角をもとめて 3<泉小太郎伝説の実際(104)>
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Posted by 泉小太郎研究家 at 06:19│Comments(0)
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