2022年02月20日
検索 「サイって?」1 <泉小太郎伝説の実際(13)>

穂高神社にある泉小太郎像の「犀龍」(さいりゅう)のインパクトが強くて、はじめ「動物」の「サイ」を使って治水工事をしたのではないのかと仮説をたてました。
その後、動物の「サイ」の出生を探ってみましたが、中国以北の犀は絶滅していることもわかり、最終的には、古代の船を考えれば、サイを乗せて日本に上陸するなんてことは出来るわけがないという あたりまえの結論を得たのでした。
(ちなみに絶滅の要因は、角を妙薬と考え、皮を防具として使ったことによる乱獲が原因だったそうです。)
となると「犀」とはなんなのかということです。
この地に「犀」の名が伝わった時点では、すでに「犀」という漢字がつくられた中国にも「犀」はいなかったのです。
「犀」という何かがこの地に伝わったのでなければ「犀」という言葉がこの地に伝わることもなかったでしょうし
「犀龍」なんていう特殊な単語がこの地に残ることもなかったはずです。
「犀」という何らかのものの探索がはじまりました。
犀といえば「つの」が特徴的です。紙芝居ではたつのこ太郎は母親である「犀龍」を操り堤に何度も体当たりさせて切りひらき田畑を開拓します。
この風景は、まるで掘削機械が土砂を切り崩す風景に似ていませんか?
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Posted by 泉小太郎研究家 at 06:11│Comments(0)
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