2022年04月20日
検索 仁科神社<泉小太郎伝説の実際(79)>
農具川をたどり木崎湖につき そのほとりで仁科神社を見つけました。

この仁科神社は森城とよばれ仁科氏の居城後に建っており
由来の説明がありました。

この森城の名の由来などは「仁科濫觴記」でも触れられており
さらにはこの一帯以北の白馬の開発物語も仁科濫觴記に触れられており
初めて来る場所でしたが親近感が湧きました。
農具川が仁品王の開発の主体だったのではないかと述べましたが
農具川を辿った先が仁科濫觴記にも描かれる白馬の地であったことで
よりその実感を増しました。
ただ看板を読んでみるとここにも武田の勢力が伸びており
看板には、この地が「仁科盛信」によっておさめられたとあります。
仁科盛信とは
海野氏(うんのし)として、武田信玄の次男の信親(のぶちか)が竜宝(りゅうほう)と名乗って「家に入った」のと同じように
武田の五男が「仁科盛信(にしなもりのぶ)」と名乗りこの地を治めた(乗っ取った?)のです。
歴史を知っているものとしては「この地を滅ぼした側の人」への違和感を感じずにはいられません。
長野県の中で、武田が持ち上げられて語られる場面によく出くわしますが
なんだかいつも違和感を感じます。
(この地を壊滅させた軍です)
ちなみに長野県独特の県歌の「信濃の国」にうたわれる仁科五郎とは、この武田五男です。
「この地を壊滅させた一族なのに、県歌で歌われるのか」これもこの後、武田家が徳川にフューチャーされ、明治には貴族入りしてしまったことによるものだと思われます。
ここが、武田軍が築いた城だとすれば、この地にひょっとしたら犀の角が持ち込まれて祀られているかもしれないと探しましたが、それらしいものを見つけることができませんでした。
ただ、このあたりには鬼穴古墳や下畑遺跡があるということでしたから、なにかしら泉小太郎の足跡があるかもしれないと思い、あたりを散策し、車で木崎湖を一周してみることにしました。そこで運命の発見をするのです。
次の発見こそが、この「泉小太郎伝説をしらべまくる」にとっての最大の発見の糸口となってきます。
いよいよこの発見に辿り着きました。
このあと是非ともお楽しみください。
泉小太郎伝説の実際を最初から読む
泉小太郎伝説を調べまくるの 目次はこちら

この仁科神社は森城とよばれ仁科氏の居城後に建っており
由来の説明がありました。

この森城の名の由来などは「仁科濫觴記」でも触れられており
さらにはこの一帯以北の白馬の開発物語も仁科濫觴記に触れられており
初めて来る場所でしたが親近感が湧きました。
農具川が仁品王の開発の主体だったのではないかと述べましたが
農具川を辿った先が仁科濫觴記にも描かれる白馬の地であったことで
よりその実感を増しました。
ただ看板を読んでみるとここにも武田の勢力が伸びており
看板には、この地が「仁科盛信」によっておさめられたとあります。
仁科盛信とは
海野氏(うんのし)として、武田信玄の次男の信親(のぶちか)が竜宝(りゅうほう)と名乗って「家に入った」のと同じように
武田の五男が「仁科盛信(にしなもりのぶ)」と名乗りこの地を治めた(乗っ取った?)のです。
歴史を知っているものとしては「この地を滅ぼした側の人」への違和感を感じずにはいられません。
長野県の中で、武田が持ち上げられて語られる場面によく出くわしますが
なんだかいつも違和感を感じます。
(この地を壊滅させた軍です)
ちなみに長野県独特の県歌の「信濃の国」にうたわれる仁科五郎とは、この武田五男です。
「この地を壊滅させた一族なのに、県歌で歌われるのか」これもこの後、武田家が徳川にフューチャーされ、明治には貴族入りしてしまったことによるものだと思われます。
ここが、武田軍が築いた城だとすれば、この地にひょっとしたら犀の角が持ち込まれて祀られているかもしれないと探しましたが、それらしいものを見つけることができませんでした。
ただ、このあたりには鬼穴古墳や下畑遺跡があるということでしたから、なにかしら泉小太郎の足跡があるかもしれないと思い、あたりを散策し、車で木崎湖を一周してみることにしました。そこで運命の発見をするのです。
次の発見こそが、この「泉小太郎伝説をしらべまくる」にとっての最大の発見の糸口となってきます。
いよいよこの発見に辿り着きました。
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Posted by 泉小太郎研究家 at 20:24│Comments(0)
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