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2022年05月29日

検索 ふたたび穂高神社 1<泉小太郎伝説の実際(98)>


泉小太郎の開発地域を検索していたところ「田沢神明宮」「穂高神社」「川会神社」の関係性を発見いたしました。


川会神社はもともとの場所が不明のため、まだまだ調査の必要はあるかと思いますが「田沢神明宮」と「穂高神社」は間違いなく同じ開発計画の中で祀られた神社だと考えることができるくらい、同じ標高ライン上に位置しています。
この標高ラインは田沢神明宮の縁起にある「尾入沢」まで水が逆流した表記をもとに545mの標高を導き出し、その場合の洪水想定地域を割り出したものでした。
穂高神社はそのラインギリギリの湖岸とも言える場所にあるのです。

実際どのような立地なのでしょうか。

いざ、穂高神社に行ってみると、僕の想像通り、川からくるとこの東側をはしる国道から1m〜3mほど高い河岸段丘もしくは川岸といった場所に穂高神社は立地されていることがわかります。
下記に写真をのせましたが写真では伝わりにくいかもしれません。
神社はこのあたりの高台(比較的高い場所)に建てられており、おそらく危険水域から外れたぎりぎりのところに立てたと思われます。


この穂高神社はまさにこの探索の始まりの神社でした。
思えば、この犀に乗る泉小太郎像に違和感を感じ「犀」の探索をはじめたことがこの長くなってしまった泉小太郎探索の旅の出発点です。
泉小太郎像 穂高神社

まわりまわって再びこの地に戻りました。
その日は時間もなかったため標高を確かめたあと家に帰りました
後日近くの県立図書館で穂高神社にまつわる資料がないかと探しました。

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Posted by 泉小太郎研究家 at 05:06Comments(0)泉小太郎伝説の実際