2022年02月19日
検索 穂高神社3 <泉小太郎伝説の実際(12)>
それよりも僕は衝撃を受けたのは
この穂高神社にある像です。
この松本盆地、安曇野、大町地区の各地には数々のたつのこたろう(泉小太郎)像がありますが、ここの像は他の像とは大きく違います。
他の地域の像は次の写真のようなものです。

マップ 大町 小太郎広場にある泉小太郎像
それが穂高神社はこのような像なのです。
もう一度添付します。

マップ 穂高神社の泉小太郎像
泉小太郎のまたがるこれはなんでしょうか
私は初めて見た時、衝撃で
「あれ?龍じゃないの?」
「豚?いやいや犀(サイ)か」
たしかに信府統記をみても、ただの「龍」ではなくわざわざ「犀龍」とあります。
「犀龍」。よく考えてみると、いままでこんな単語聞いたこともありません。僕はこの像にかなりの違和感を覚えたのです。
どうしてわざわざ犀龍なのでしょうか。これでは、たつのこ太郎じゃなくて犀の子太郎です。
ここから、僕の関心は「犀」に移ってしまうのです。
「龍」じゃいけなかったのでしょうか。わざわざ「龍」ではなく「犀龍」ってことは「犀」に意味があるのではないでしょうか。「犀川」の名も不思議です。
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この穂高神社にある像です。
この松本盆地、安曇野、大町地区の各地には数々のたつのこたろう(泉小太郎)像がありますが、ここの像は他の像とは大きく違います。
他の地域の像は次の写真のようなものです。

マップ 大町 小太郎広場にある泉小太郎像
それが穂高神社はこのような像なのです。
もう一度添付します。

マップ 穂高神社の泉小太郎像
泉小太郎のまたがるこれはなんでしょうか
私は初めて見た時、衝撃で
「あれ?龍じゃないの?」
「豚?いやいや犀(サイ)か」
たしかに信府統記をみても、ただの「龍」ではなくわざわざ「犀龍」とあります。
「犀龍」。よく考えてみると、いままでこんな単語聞いたこともありません。僕はこの像にかなりの違和感を覚えたのです。
どうしてわざわざ犀龍なのでしょうか。これでは、たつのこ太郎じゃなくて犀の子太郎です。
ここから、僕の関心は「犀」に移ってしまうのです。
「龍」じゃいけなかったのでしょうか。わざわざ「龍」ではなく「犀龍」ってことは「犀」に意味があるのではないでしょうか。「犀川」の名も不思議です。
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2022年02月19日
検索 穂高神社2 <泉小太郎伝説の実際(11)>
穂高神社の祭神の穂高見命(ほたかみのみこと)とは、仁科濫觴記(にしならんしょうき)に出てくる保高見熱躬(ほたかみのあつみ)だと思われます。仁科濫觴記の描く時代はちょうど、古墳時代から神社造営時代の変遷期であったため、仁品王家にまつわる人々の多くが神社として祀られているケースがあり、この穂高神社も保高見熱躬が祭神であると思われます。
さて、この穂高神社で今後の探索を大きくかえることになる別のテーマを発見することになるのです。実はこの発見が後々この泉小太郎伝説の驚くべき真実に僕をいざなうことになるのですが、この時には全く予想もしていませんでした。
さて、穂高神社の中を散策するとすぐに次の像を発見できます。
それがこの写真です。

この像とともに泉小太郎伝説の紹介された碑文があります。

この内容は泉小太郎って?2で掲載しましたので省略し、最後の一文だけ紹介します。
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さて、この穂高神社で今後の探索を大きくかえることになる別のテーマを発見することになるのです。実はこの発見が後々この泉小太郎伝説の驚くべき真実に僕をいざなうことになるのですが、この時には全く予想もしていませんでした。
さて、穂高神社の中を散策するとすぐに次の像を発見できます。
それがこの写真です。

この像とともに泉小太郎伝説の紹介された碑文があります。

この内容は泉小太郎って?2で掲載しましたので省略し、最後の一文だけ紹介します。
『又、小太郎の父白龍王は海津見神であり小太郎は穂高見神の化身といわれ治山治水の功績を称えております。(信府統記より)』
碑文の中に「泉小太郎は穂高見命の化身である」という説明があります。
この一文が掲載される理由となる穂高神社縁起をそのうち調べようと思っていますが、この一文だけでも「保高見熱躬」と「ひかるくん」のその後の関係の良好さは知ることができます。
碑文の中に「泉小太郎は穂高見命の化身である」という説明があります。
この一文が掲載される理由となる穂高神社縁起をそのうち調べようと思っていますが、この一文だけでも「保高見熱躬」と「ひかるくん」のその後の関係の良好さは知ることができます。
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