このブログのサイトマップ

2022年04月01日

検索 信府統記6<泉小太郎伝説の実際(60)>

信府統記で手がかりになるであろう地名がいくつかありました。

白竜王に関係するところは
東北信の地区にあたるもののため
後日に回すとして

「仏崎」
「放光寺」(ほうこうじ)
「鉢伏山」(はちぶせやま)
「川会」(かわい)


「仏崎」の発見により
「仏崎」については
私は犀竜の御神体である犀の角である「犀の広鉾(ひろほこ)(青銅器を推定)」が
武田軍の戦火を逃れ、仏崎に移転させたという可能性を考えました。

その御神体の遷移が信府統記②の段落に記された伝承にかわったものではないかという
考察をしました。


それではそれ以外の地区はどうでしょうか。

「鉢伏山」については後日報告いたします。
おそらく山岳信仰と融合して泉小太郎もしくは
あまのひかる(白水郎日光)、日光泉小太郎の名と
大日如来あたりが習合されたのではないかと思っています。


大日如来との習合化は
上田地区方面で顕著に現れる状況だと思いますが
こちらもまだ未調査です。

現状調査済みは
のこり2箇所

「放光寺」
「川会」

ふたつともはっきりとその場所があります。

次回から「放光寺」について調べていきましょう。



泉小太郎伝説の実際を最初から読む
泉小太郎伝説を調べまくるの 目次はこちら  


Posted by 泉小太郎研究家 at 21:34Comments(0)泉小太郎伝説の実際